はじめての中国・アジア転職コラム
海外就職ノウハウ 2018-08-03
■2018/08/03
第5回:企業は連絡がとれなくて困ってます!
こんにちは、カモメ編集室です。
今回は海外の企業に応募した後のやりとりについてのお話です。
実は海外転職・アジア転職において、うまくいかない大きな理由の一つに連絡がスムーズにとれないことがあります。
企業と求職者の間でのやりとりは必須だからこそ、
この記事を参考にして機会損失を防いでいただきたいと思います!
■実際によくある例、企業と求職者のすれちがい
とある企業は応募意思のある求職者へ、面接設定の電話連絡をしました。しかし何度かけても出ません。その後送ったメールにも返信もなかったため、応募意思がなくなったのだろうと判断し、企業は面接することをあきらめました。
するとしばらくして求職者から、企業に応募したが音沙汰がなく、どうすればいいかとカモメに相談が。詳しく確認をすると、実は勤務中に繰り返し非通知の電話をもらっていたにも関わらず、怪しい電話だと思い放置していたことが判明。メールも来ていないとのことでしたが、普段開かない迷惑メールフォルダにひっかかっていました・・・
・・・こういうケース、本当に多いんです!
電話番号が非表示になる、表示されても見慣れない番号である
→そのため、怪しい電話のように見えてしまう・・・
※アジアの電話番号の国コード例
81:日本 / 86:中国 / 852:香港 / 886:台湾 / 66:タイ / 84:ベトナム / 60:マレーシア
回線状況が悪く、かけたつもりでもかかってない
→お互いにかけた、かかってきてないの泥仕合に。企業側も繰り返し何回もかけません。
さらに海外からのメールは日本側のサーバーに迷惑メールだと認識され、受信トレイに入らないことも・・・
このように現代の通信技術の進歩をもってしても、海を越えると様々な障壁があることを知っていただきたいと思います。
その上で、カモメがおすすめする対策は2つ。
①電話やメールは意識してチェックし、連絡がしばらくない場合は企業に連絡してみる
②メッセンジャーアプリを利用する
LINEなどのアプリでのやりとりは、なかなか最初からだと難しいこともありますが、一定選考に進んだ状態であれば提案してみるのもいいかもしれません。
いつまでに選考結果を伝えてもらえるのかも、予め聞いておくことも大事ですね。
■電話連絡の時間帯も日本とは違う
ちなみに、この勤務時間中に電話がかかってくるというのも日本の常識とずれるかもしれません。日本の会社であれば配慮により18時以降に電話をしてくれるところもありますが、海外はそういうことはあまりありません。配慮がないわけではなく、常識が違うのです。時差もありますしね。
~まとめ~
海外企業に応募した後は、非通知電話や迷惑メールフォルダも要チェック!
LINEなどのアプリで連絡した方が早くつながるかも。
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