はじめての中国・アジア転職コラム
第9回:連絡なしの選考キャンセルの落とし穴
海外就職ノウハウ 2018-11-23
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■2018/11/23
第9回:連絡なしの選考キャンセルの落とし穴
こんにちは、カモメ編集室です。
転職活動中に、「企業との面接に、直前になっていけなくなってしまった!」という経験をされた方は少なくないと思います。
そんなとき、連絡をせず無断欠席をしてもいいのでしょうか?
複数企業の選考を受けていると、面接日程がかぶってしまうことってありますよね。
在職中の方は、急な出張が入ることもあるかもしれません。風邪をひいてしまうことだってあります。
そういったキャンセルの可能性は企業側も織り込み済みです。
ですのでせめて、キャンセル連絡は入れた方がいいと思います。
求職者の方が連絡しないケースとしては、次のようなものが挙げられます。
「あまりにも直前にキャンセル連絡をすると、企業に怒られそうで嫌なんです。」
確かに心象が良くなることはあまりないでしょうが、少なくとも理解はしてくれます。時間が過ぎても連絡がないあなたを心配する数時間をムダにさせるよりはよっぽどいいはずです。
受ける気があるのであれば、代わりの候補日を伝えればOKです。
「直前に予定が入り、本当に連絡する暇もなかったんです。」
あとからでも一言、正直な理由と共に連絡を入れましょう。少なくともあなたに何か事故でも起きたのではないかという企業の不安は解消できます。
「本命の会社の選考が進み、もうキャンセルした会社は受ける気がありません。もう一生会うこともないので、どう思われてもいいと思っているのですが。」
他社就職後でも関係を持つ可能性があり、後々思ってもみなかったことになるかもしれません。かつてA社を連絡なし選考キャンセルしたYさんが、別の会社で営業になり、なんと取引先としてA社を担当することになったという事態がありました。もちろん、企業はYさんを覚えており、門前払いをされたようです。
辞退の連絡は「企業名・自分の名前・面接予定日時・お詫びの一言」という簡潔なものでもいいと思います。
また、一般的には電話の方が誠意が伝わると言われますが、つながらない可能性もあるため、メールでの連絡でも大丈夫です。
あとからご自身が痛い目を見ないためにも、最低限の誠意をもって対応しましょう。
~まとめ~
他社就職後でも関係を持つ可能性がある。
簡単な内容でいいので、企業にはキャンセル連絡を!
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