はじめての中国・アジア転職コラム
第1回:応募時の履歴書は手書きが良い?データが無難?
海外就職ノウハウ 2021-05-28
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■2021/05/28
応募時の履歴書は手書きが良い?データが無難?
こんにちは、カモメ編集室です!
今回スタートした「はじめての中国・アジア転職」は、
求職者のみなさんにアジア転職を有利に進めてもらえるよう、アジアの採用現場を知る私たちが転職にまつわるコラムをお届けする企画です。
筆者は日本にて、IT企業の採用担当を経験。日本での就職活動と海外での就職活動の違いについてお伝えしていきます。
求職者と企業の間に立つ私たちだからこそわかる、リアルな情報を盛り込んでいきますので、アジア転職をお考えの方はぜひ参考にしてくださいね!
それでは、第一回目のテーマはこちら。
「応募時の履歴書は手書きが良い?データが無難?」
今どき履歴書(もしくは職務経歴書)の形式はデータがほとんどだと思いますが、企業からの指定がない場合、意外に悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私も実は転職時に少し迷い、念のためwebで検索をした身です…
大前提、履歴書や職務経歴書でもっとも大事なのは
「企業が求めている情報が正しく伝わる」ものであること。
企業が求めているものを理解し、自身の何をアピールするかを考えることが重要です。
その上で、海外転職の際の応募時については、データ形式が無難です!
ポイントは読み手(企業)がどう受け取るか。
企業にとってのメリット・デメリットを挙げてみました。
手書きで作成し写真で送る or データで作成しメールで送る
手書きの場合、郵送はほとんどなく、携帯で写真を撮って送ってこられる方が多いです。
(そもそもきれいに撮ることは難しいので、たいていピントがあっていない、光が反射している、陰になって暗いという状態…)
こうしてみると、企業側における手書きのメリットがあまり思い浮かびません。
確かに、10年前は手書きが当たり前という企業もあったかもしれません。
しかし少なくともカモメでは、データ(手書き)だから合格、不合格という話は聞ききません。
ただし!読めないため書類不合格はありえます。
手書きはその人の個性が表れるという長所がありますが、読みにくいのは致命的です。企業によっては、もしこの求職者が営業になったら、お客さんにも資料を読みづらい状態で渡すのかな…と想像してしまうかもしれません。
また、文字量の多い書類だからこそ、クセのある字も避けたいところです。
読み手は企業の担当者なので、彼らにとってベストな形式を選ぶことが大事です。
以上から、一概には言えませんが、
デメリットになるリスクのある手書きより、データの方が好ましいと思います。
実際、カモメ経由の応募書類のほとんどはデータです。
■まとめ
指定がなければ、履歴書(職務経歴書)はデータで!
ちなみに、面接時には手持ちでプリントアウトしたものを持っていくことをおススメします。