


日系企業対象コンサルティングサービス本格開始。
組織拡大に伴うスターティングメンバー募集中
日系企業向けチームのみなさん。現在6名。
カモメ編集部です。
金融危機以降、中国市場は世界から注目され、各企業とも中国での国内販売に力を入れています。それにともない、ヘッドハンティングの需要がますます高まっており、人材獲得競争が激しくなっているそうです。さて、この中国における、激しい競争を裏で支えるのが、今回ご紹介するHRnetOne社。ニーズの高まりとともに、HRnetOne社でも、2008年に北京オフィスがスタートし、また今後は広州にもオフィスを計画するなど、さらにビジネスの勢いを増しています。
HRnetOne社は特に欧米系企業に対してエグゼクティブサーチサービスを提供していることで定評のあるシンガポール系の会社ですが、今後日系企業向けにもコンサルティングサービスを強化するそうです。そこで日系企業向けにコンサルティング営業担当の井之上さんと、ヘッドハンティング担当のクリス張さんにお話をお伺いしました。
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■ 日系企業のヘッドハンティングニーズが高まる!その背景は?

もともと日系企業の多くは、中国はあくまで生産拠点であり、市場とはみていないませんでした。今後、日本経済が縮小傾向にある中、経営判断として中国市場向けの販売に力を入れる企業が増えました。もう一つはその動きとも強く連動しているのですが、やはり中国国内で販売するためには組織も現地化せざるえない。コスト削減のための現地化ではなく、中国で勝ち残るための組織の現地化。こういった動きが顕著になっています。
そもそも、日系企業は中国進出の目的は、日本や海外市場にむけて輸出向け生産拠点として位置づけていました。そのために製造部門のスタッフを中心とした組織になっていました。中国市場を開拓するには、マーケット、営業及びR&Dなどのスタッフをあらたに集める必要があり、この分野の経験者、マネジメントレベル及び幹部人材のニーズが高まっています。特に、中国現地のニーズを踏まえた製品をつくるためにR&Dセンターを設立し、この部門でも新たにスタッフを集める必要にせまられています。
また、以前日系大手建機メーカーの現地法人トップをすべて現地の人材を今後活用することがニュースになりましたが、スタッフレベルだけでなく、経営幹部のニーズも増えています。これまでのように生産拠点として中国法人を利用するのであれば、陣頭指揮をとるのは日本人で問題がなかったのですが、中国市場開拓が必要不可欠となると、中国ならではの商慣習や中国人の嗜好を知るのはなにより中国人が相応しいこともあり、中国人幹部人材のニーズが急増しているのです。
● それでも日系企業はヘッドハンティングを利用する文化がないのではないか?
かつて日系企業は、社内の人材を育て、将来、幹部として登用するということが多かったように思います。しかし、今中国のビジネスが急拡大している中、社内の人材で人数的にも質的にも満足であるとはいえません。
人材紹介会社を通じて、中途採用市場にいる人材の中から探すという手もありますが、中国では優秀な人は、能動的に会社を探すのではなく、同業他社から引き抜かれるために、人材が来るのを待つという従来型の採用方針では、どうしても優秀な人材にめぐり合えないと言えます。そういうことで最近は日系企業からもご相談をいただくケースが非常に増えてきました。優秀な人材の獲得に関して、プロアクティブな活動を始めた企業が増えています。
● 人材紹介会社との違いは?
人材紹介会社との一番の違いは、その人材を探すということをお客様とコミットメントをすることです。私たちはお約束した期間でその人材をつれてくることを確約します。そのために私たちのビジネスは人材紹介会社のような成功報酬型ではなく、コミットメントをした時点で、フィーをいただいています。つまり人材を探し、推薦するサービスに対してお金をいただいているのです。なので人材がいないので紹介しないということはしませんし、そこが、私たちの強みであり、お客様から信頼をいただいているところなのです。
私たちは企業からヒアリングを通じて、企業が求めるスキル・経験をもった人材像を割りだし、その人材像にマッチする企業のための人材のオーダーメイドなデータベースをつくります。この人材データベースは現在、第一線で活躍している方ばかりです。会社を退職して転職市場にでている人材ではないというのも、人材紹介会社との大きな違いです。
■ 多国籍なスタッフの中で、あなたの能力を発揮してください!
コンサルティング営業

私たちの部門では日系企業を対象としたコンサルティングサービスを提供していますので、基本的に日系企業を対象とした営業活動をしてもらいます。ただし欧米系企業などの動向について知っておくこともコンサルタントとして有効なので、欧米系企業の営業に同行するケースもあります。
コンサルタントはそれぞれのバックグラウンドや興味にあわせて自分の得意とする業界を中心に営業することになります。その企業のトップなど権限をもった人物にアプローチをかけ、企業さまのニーズのヒアリング、意見交換を通じて、HrnetOneからご提案できることを探ります。
私たちのサービスをご利用いただくお客様は、グローバルな事業展開をする大手企業だけではありません。日本で中堅に位置する企業まで規模はさまざまです。例えば、よくあるケースとして、これから新たにに中国に進出する企業の場合、中国事業を確実に軌道にのせるために、最初に優秀な人材をまず一人採用し、その人を中心としたチームをつくっていきたいというご相談をいただくことが多く、こういうケースはそれほど大きくない企業になります。一方、すでに中国でのビジネスを軌道にのせているような大手企業の場合は、人材の補強のご相談いただくケースが多いですね。
ヘッドハンティング
お客様とコミットメントした後、ヘッドハンティングのお仕事ははじまります。ヘッドハンティングには、まずお客様のビジネスを理解することが重要です。その上で、どのようなスキルや経験をもった人物を求めているのかヒアリングし、ニーズに合致する人材のデータベースをつくります。大体50~100名のデータベースの中から、電話インタビューという形でコンタクトをとっていきます。
電話インタビューで、お客様のニーズにふさわしい人材やポテンシャルが期待できそうな候補者と数回の面談後、候補者を数人に絞りこみます。最終的に推薦する候補者とこのサーチ内容についてのレポートをお客様にまとめて提出します。国内の人材のご紹介であれば約5~8週間かかります。
アプローチする候補者は、お客様のニーズによってさまざまですが、セールスマネージャーといった30代前後の方もいれば、副総経理ポジションなどでの40~50代ぐらいの方など幅広い年齢層、経験をもった方にアプローチしています。お客様のニーズで多いのは課長、部長ポジションなどの30代後半から40代半ばまでのミドルクラスの人材や、中国統括営業部長といった、幹部層の需要が多くなっています。
● どのような人からの応募を期待していますか
HrnetOne上海の社内は6ヶ国にわたる多国籍なスタッフで構成されています。30歳前後のスタッフが多いですね。ほとんどのスタッフが海外での留学経験や仕事経験があるという点が共通しています。さまざまな業界出身者で構成されており、逆にそれがHrnetOneの強みであります。
例えば、中国で駐在経験があり中国での人脈に強い方や、語学を得意とし、仕事経験もあり、これからますます経験を積んでいきたいと思っている30代の女性など、この仕事に興味があればぜひアプローチしてほしいですね。
コンサルタントについていえば、今後中国でビジネスをやってみたい方には、中国でビジネスを進めていく上でよい経験がつめるお仕事だと思います。日系企業の成功例、失敗例をたくさん見れる仕事なので、非常に役に立つと思います。もちろんすでに中国にいらっしゃっる方であれば、その経験をHrnetOneで活かせるような方からの応募をお待ちしています。
ヘッドハンティングについては、まず日系企業向けのビジネスになりますので、ビジネスレベル日本語の能力が必要です。今まで経験してきた業界や職種は問いません。電話でのコンタクトが多いこともあり、一日中、机の前にいることがほとんどです。なのでそういうことがつらいと思う人は向きませんね。また仕事経験がない若い方は、候補者の能力を把握するなども難しいと思いますのであまりむきませんね。
● 待遇面について教えてください。
HrnetOneの報酬は、基本給とインセンティブから構成されます。そして、インセンティブ部分が大きいことが特長です。チームとしてのインセンティブ、個人としてのインセンティブがそれぞれ評価され、結果に対してきちんと報酬が配分される仕組みです。中国というと、物価が安いために、お給料が安いというイメージがあるかもしれませんが、実際のところ、外国人スタッフだけでなく、中国人も日本の社会人並の報酬を得ているスタッフも少なくありません。ただし結果がシビアに求められますので、報酬額はすべては自分次第ということは忘れないでください。
あと給与面以外での特筆すべき待遇として、3年働くと他の地域のオフィスへの異動も可能です。なので将来、日本に戻りたい方や、アジアの他地域で働きたい方にも良いのではないでしょうか。
● メッセージ
この仕事は、ますますダイナミックな動きをみせる中国ビジネスにおいて、欧米系、日系、中国企業の最新の動向を知ることができます。業界トップの企業が、どのような形でビジネスをうまく展開しているのか、逆に失敗する企業はなにが原因だったのか、人材の面から勉強できすることができます。いずれ中国でビジネスを自ら興していきたいと思うような方にとっては、ここで得た知識、経験、ネットワークは、必ず価値のあるものになると思います。そういう野心あふれる人は是非チャレンジしてみてください。
井之上満明さん:
日本では航空会社に在籍。前職で中国に赴任経験をもつ。中国の目覚しい発展を目の当たりにしビジネスチャンスを感じ起業。現在はコンサルティング会社の経営者という顔をもちつつ、HrnetOneで日系企業向けにコンサルティングを担当。鹿児島出身。
クリス張さん:
高校卒業後、日本に留学し情報処理を専攻。日本のIT業界でSEを経て、通信業界に転職。海外マーケーティング業務を担当。同企業で中国現地法人の立ち上げスタッフとして中国に赴任。その後、人材コンサルティング会社を経て、HrnetOneに入社。上海出身。
■ 日系企業向けチームのメンバーより
舟橋知孝さん/日系企業担当営業
ロンドン大学教育研究所で心理学及びキャリアディベロップメントを学んだ後、日本支社で約5年間人材コンサルタント業務を担当。イギリス滞在中に多くの中国人と交流したことや、日本での人材コンサルタントとしての経験を中国で活かしたいという思いを社内でアピールした結果、上海赴任が決定したそうです。
「想像していた以上に、中国ビジネスの大きさ、スピード、潜在的可能性や難しさを感じています。お客様の課題に直接耳を傾け、解決案を提案し、お客様と二人三脚で歩んでいけることがこのビジネスの醍醐味です。中国に進出し今後の展開を模索している日系企業が多いだけに、ご相談のスケールも大きく、まさに今が旬の仕事と言えます。人を紹介すれば終わりの人材紹介会社とは違い、時にはお客様の内部にまで深く入り、組織そのものを変えていくことも必要とされる仕事だけにやりがいはありますね。」と船橋さん。
当面の課題は、中国でのビジネスに対してより理解を深めること。「お客様の今後の更なる成長に少しでも貢献することを目標としています。その後は、中国だけではなく、弊社ネットワークを活用してアジアパシフィック圏内で役に立てる人材コンサルティングサービスを提案していきたいと思っています。」
Jeanne Hu さん/コンサルタント アシスタント
上海の理系の大学を卒業した後、日本に留学し国際日本語学科を卒業。日本では貿易会社で営業を2年、外資系不動産会社で中国事業を1年担当。 今年の夏、日本から帰国し、HRnetOneで中国のキャリアをスタート。
ジェニーさんはHRnetOneの企業理念である「サークルフィロソフィー」に共感して入社を決めたそうです。「クライアントの手助けをし、より良い結果を提供できるよう努力しています。入社して感じたことは、社内のスタッフ全員がクライアントの力となれるよう、日々自分自身を磨き、自分の成長に力を注いでいること。この向上心がHRnetOneの社風ですね。」
現在、アジアは人材獲得競争の時代に突入。「他の新興国に負けないよう、中国の企業も人材の獲得に必死です。国内だけにとどまらず、アジア各国から優秀な人材を獲得しています。こういう市場にHRnetOneはあり、とてもビジネスチャンスが多い仕事です。このチャンスを逃さないため、日々自分を磨き、自分の成長と共に会社の発展にも貢献していきたいですね。」
会社について、待遇についてご質問受け付けています。
以下のフォームからお問い合わせください。

【この求人の「注目の求人」掲載終了または更新予定は10/12(水)です】
募集ポジション |
<b>1.コンサルティング営業(法人向け営業)</b>
幹部候補者 数名
日本語を母国語としている方
※女性歓迎
<b>2.プロジェクトコンサルタント(ヘッドハンティング)</b>
幹部候補者 数名
中国語を母国語としている方
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雇用形態 |
正社員
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仕事の内容 |
<b>1.コンサルティング営業(法人向け営業)</b>
クライアント企業サイドの求める人材ニーズに基づいて、人材市場調査を実施し、中国における戦略的人材獲得のソリューションを提案し、オーダーメードな人材の採用までをサポートいたします。
<b>【具体的には】</b>
・入社後のトレーニングやOJTを通じて、当社の商品・サービスについて知識及び業界動向の知識を深める。
・担当業界のクライアント企業の求める人材ニーズに基づき、人材獲得の企画・立案・契約。
・サーチに必要な、企業の求める人材ニーズを深く掘り下げた、職務記述書(Job Description)の作成・提案
・市場調査により厳選された人材の事前面接、推薦報告書などの作成
・サーチ報告書の提出及びソリューションの提案、厳選した候補者の推薦・面接の手配及び採用・勤務までのサポート。
<b>【入社後、1-2ヶ月を目処に】</b>
1-2ヶ月間、クライアント対応に必要なスキル(電話応対、プレゼンテーション、商品・サービス知識・業界動向など)を基礎から学びます。人材関連職種未経験の方も、問題ありません。
<b>【キャリアアップ】</b>
正社員3年を目処に、他の事務所(東京・北京・香港・台湾・マレーシア・シンガポール、タイ)への人事異動のチャンスがあります。新規事務所開設などの場合も同様です。
<b>2.プロジェクトコンサルタント(ヘッドハンティング)</b>
クライアント企業の人材ニーズに沿って、職務記述書(Job Description)を作成し、直接、候補者にコンタクトを取る当社独特の人材市場調査を行い、サーチ報告書を作成し、クライアント企業へのソリューションの提案を通じて、厳選した候補者の推薦・面接の手配及び採用までのサポートいたします。
<b>【具体的には】</b>
・入社後のトレーニングやOJTを通じて、当社の商品・サービス(候補者へのアプローチ方法など)担当業界の動向などについて知識を深める。
・コンサルティング営業担当者と連携し、クライアント企業の求める人材ニーズのヒアリングに基づいた、、職務記述書(Job Description)を作成し、市場動向の調査。調査により厳選した候補者への事前面接、身元調査など。
・サーチ報告書の作成、クライアント企業へ市場動向を説明しつつ、ソリューションの提案を行い、厳選した候補者の推薦・面接の手配・採用までのサポート。
<b>【入社後、1-2ヶ月を目処に】</b>
1-2ヶ月間、候補者対応に必要なスキル(電話応対、プレゼンテーション、商品・サービス知識、担当業界の動向など)を基礎から学びます。人材関連職種未経験の方も、問題ありません。
<b>【キャリアアップ】</b>
正社員3年を目処に、他の事務所(東京・北京・香港・台湾・マレーシア・シンガポール、タイ)への人事異動のチャンスがあります。新規事務所開設などの場合も同様です。
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応募資格 |
<b>1.コンサルティング営業(法人向け営業)</b>
【必要資格】
対象となる方:学士以上
・3年以上勤務できる方
・日本語を母国語としている方
・英語もしくは中国語で仕事ができる方
以下の経験をお持ちの方、歓迎します。
・事業体でのコンサルティング営業経験者、
・英語力のある方。
・多国籍企業での業務経験
・中国での業務経験・人脈がある方
・人材ビジネスの経験がある方
※上記に当てはまらない方からのご応募も歓迎です。
<b>2.プロジェクトコンサルタント(ヘッドハンティング)</b>
【必要資格】
対象となる方:学士以上
・3年以上勤務できる方
・中国語を母国語としている方
・日本語ネイティブレベル且つ英語会話レベルの語学力のある方
以下の経験をお持ちの方、歓迎します。
・日系企業での業務経験、英語力のある方。中国での業務経験は、不問。
・職種不問
歓迎するネイティブ言語 = 日本語 歓迎する求職者属性 = 未経験
勤務開始日 = 通年で募集していますが、1~2ヶ月ほどでご入社いただける方を特に募集しています。
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勤務地 |
上海
※入社3年を目処に、他事務所(北京、香港、台湾、マレーシア、シンガポール、タイ、東京)への異動可能。
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