■2014/04/15
ノスタルジックな上海の老街「南翔」
こんにちは。
このたび、カモメ編集室に新しく仲間入りしました「ゆうき」です。
入社してさっそく!カモメ通信を書かせていただくことになりました。
実は、私上海に住んでいる日本人では珍しく?郊外に住んでいます。
そこで!今日は、大都会「上海」のちょっと田舎?なオススメの街をご紹介します。
自宅からバスで30分、上海の北部に位置する嘉定区(ジャーディン)に、南翔(ナンシャン)という地域があります。
上海にお住まいの方や、観光で訪れたことのある方はご存じかもしれませんが、上海と言えば「南翔小龍包!!」と言ってもおかしくはないほど有名です。豫園(ヨエン)は連日長蛇の列。一説によると、上海名物である小龍包の発祥は、ここ南翔だと言われています。
地下鉄11号線南翔駅から徒歩約20分。「南翔老街(ナンシャンラオジエ)」と呼ばれる、水郷の街があります。その歴史は古く、1000年近い歴史的建造物もあるとか。庭園やお寺、お土産屋さんなどさまざまなお店があり、地元観光客をはじめ、多くの人で賑わっています。
日本でいうところの京都や埼玉の川越のような、古くからある建物をそのまま残した風情ある街並みを楽しむことができます。
日本の狛犬とはちょっと異なりますね。沖縄のシーサーっぽいですよね?
やっぱり、ここまで来たら「小龍包」を食べないと!!
休日ですが、豫園とは異なりお店がたくさんあるので、並ばずすんなり入れました。
家から刻みショウガまで持参しました~。お値段は20ヶで30元(約500円)ほど。
小ぶりですが、中には肉汁がたっぷりでジューシーです。ヤケドに注意して召し上がれ。
上海と聞くと「大都会」だとか、「国際都市」などと思い浮かべる人も多いと思います。
そんな上海の中でも、ノスタルジックな雰囲気を残しつつ、田舎のあたたかさを感じることができる南翔に一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
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