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喪に服すタイの今



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2016/11/02

喪に服すタイの今


カモメ通信をご覧のみなさん、こんにちは!
カモメ編集室のGです。

前回タイ出張中に、プミポン国王が崩御されました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

いつもは少し過剰なくらいに流れる電車内広告や、駅ビルの電子公告も、
お亡くなりのニュースが流れた日から停止に。
代わりに、お悔やみのお言葉を載せた画面や、
国王様の今までのご経歴を表すムービーが表示されています。



崩御の翌日には、RGFタイ拠点のタイ人スタッフ達も
泣いて赤くなった目で出社してきたり、仕事中に泣き出すスタッフも。
本当に愛されていた王様だったのだと、再度実感しました。

服喪期間が一年間に設定され、街を歩くほとんどの方は黒い服を着ています。
黒い服の売れ行きが爆発的に伸びているらしく
崩御後すぐの週末に近くのユニ○ロの前を通りかかると人で溢れかえっていて、
入場を諦めるほどでした。





ただ、各マスコミで報道されているような
「悲しみで混乱する人々」等の暗いイメージだけではない、
とは感じています。



私が見た印象では、
屋台でご飯を食べながら喋ったり、セルフィーに励んだり、と
いつも通りのタイの日常だなーと感じました。
(服喪期間なので皆黒い服を着ていますが)



タイ人スタッフに話を聞くと、
「本当に辛いけど、国王様がくれた愛を胸に悲しみを乗り越えるように頑張っている」
と前向きな言葉を多く聞けました。

捉え方は人それぞれだと思いますが、
「タイはこれからも大丈夫だ」と思えた、今回の渡タイでした。

2016/11/02



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