日本初のグローバルコーチングファームが営業兼コーチを募集！
あなたのコーチングを必要としているエグゼクティブがいます
経営者と二人三脚で歩める20代後半～50歳未満のベテラン求む！

カモメ編集部です。
「コーチング」という言葉をご存知ですか？これはアメリカで確立された人材開発の手法で、「会話とデータを通じて、相手の能力や知識を最大限に引き出し、目標達成に導く」ためのコミュニケーション技術です。経営者や管理職が備えるべき重要なスキルの一つとされており、企業の組織改革や部下の育成などに活用されています。

今回ご紹介する高起企业管理咨询（上海）有限公司は、株式会社コーチ・エィのニューヨークに続く2番目の海外拠点として2010年に設立されました。現時点の海外拠点は上海、ニューヨーク、シンガポール、香港、バンコクです。日系企業の総経理へのコーチングや、中国人リーダー開発といった事業を展開しています。クライアントはすでに100社を抱え、日本語はもちろんのこと、多言語でのコーチングも多数実施しています。日本語対応コーチは100名を超え、中国語対応コーチも15名に上ります。

求められる人物像や能力は？

今回の募集ターゲットは中国語ネイティブの20代後半～50歳未満の若手からベテラン層まで。業界を問わず前職での成功体験や、得意な専門分野を持っていることなど、自分のキャリアに自信を持ちつつ柔軟な考えで対応できる人物が最適です。新規営業及び法人営業で実績を挙げた経験やコンサルティング会社での経験は非常に役立つでしょう。また、マネジメント経験や人材育成経験があれば更に説得力を持ってコーチングできます。

営業兼コーチの仕事とは？　コンサルタントとの違いは？

営業兼コーチの業務内容は、そのタイトル通り、コーチングと営業を50%ずつの割合で兼任します。

コーチングの仕事は、クライアントとの「対話」を最重要視して進められます。さまざまな角度から質問を投げかけ、時にはアンケート結果や数値データを提供することにより、相手に自発的な「気付き」を与えて目標達成に導くスタイルです。コンサルティングが解決策を用意して“教える”のとは対照的に、コーチングは直接回答を与えるのではなく相手から“引き出す”ことに重点を置きます。また、「何かを提案したら、それで終わり」ではなく、クライアントと長期的な関係を構築し、相手の才能や持ち味を活かしながら、二人三脚で成果が出るまでサポートすることがコーチの役目です。

一方、営業の仕事はコーチ・エィが提供するコーチング・ソリューションを企業のエグゼクティブや経営企画室などへ売り込みます。中国法人としては、新規の取引が中心です。講演会を開催して参加企業へアプローチを試みたり、日本本社を通じたクライアント紹介などにより営業をかけます。営業先は日系がほぼ100%ですが、今後非日系企業にも力を入れる予定です。コーチエィのコーチングは、ビジネスインパクトを作り出すことを目的にしているので、ビジネスインパクトを数値化しやすい販売系の会社が7割とのこと。残り3割は、経営幹部に中国人を登用してローカル化を図りたい日系企業業や工場での生産向上などのニーズに応えています。

コーチングに関する専門知識やコーチ資格の取得については、入社後に体系的に学べるカリキュラムが用意されているので、コーチング自体の経験自体は問わないとのこと。現在在籍するコーチ達の前職は、外資系コンサルティングファーム、シンクタンク、IT?通信業界、メーカー、金融、SEなど実に多彩で、中途入社後にコーチとしてのキャリアをスタートした方が大部分を占めます。

入社後のキャリアパスとしては、アソシエイト・コーチから始まり、シニア・コーチを経て、経営者層に対して1対1でコーチングできるエグゼクティブ・コーチを目指す方が一般的です。エグゼクティブ・コーチになるには平均3年ほどかかりますので、長期的に研鑽を積む必要があります。



コーチングのやりがいと難しさは？

「やりがいは、自分がコーチしたクライアントの成長やポジティブな変化を一番間近で見届けられることです。数字だけではなく、その方が昇進したり、年収が増えたり、雰囲気がガラリと変わったり。クライアントと二人三脚で歩んだ結果、『ありがとう』と言われると、コーチングは一生をかけられるやりがいのある仕事だと感じます」（佐々木副総経理）

「厳しいところは、企業経営の最前線で活躍されている方を相手にするお仕事なので、常に新しい知識を吸収し、自分も成長し続けることが求められる点です。」（佐々木副総経理）

中国におけるコーチング・ビジネスの可能性は？

欧米や日本と比べると、認知度や普及率いずれもまだまだ発展途上という中国コーチング業界。しかし、経営環境の変化が激しい中国では経営の礎となる人材育成への需要が高まりつつあることや、日系・外資企業における幹部人材のローカル化といった人事変化の流れにより、コーチングの需要が高まっているとのこと。「グローバル・コーチング・ファームの一員として、企業の業績向上に貢献したいという意気込みのある方、コーチングというソリューションにビジネスチャンスを感じ取れる方、ぜひチャレンジをお待ちしています」（稲川総経理）

現在、営業兼コーチとして活躍中の権貴蘭さんにお話を伺いました

	権貴蘭さん 　　立命館大学卒業 　　神戸大学大学院修了 　　入社2年目 　　営業兼コーチ職

日本に留学後、そのまま新卒で日系人材コンサルティング会社に入社し、営業と人事コンサルタントを計9年勤めました。2011年の10月に中国へ戻り、コーチ・エィ上海（高起企业管理咨询（上海）有限公司）に入社しました。コーチングを選んだ理由は、課題解決型のコンサルと比べて、クライアントに対して持続的にコミットしてお客様の変化を見届けたいとの想いからです。いま中国は猛烈な経済発展を遂げており、社会環境も複雑化していて、今までのやり方が通用しなくなるケースが見受けられます。例えば、マネジメントにおいても、これまでのトップダウンではなく、メンバーとコミュニケーションした上でのボトムアップへの転換が求められており、こういうシーンでもコーチングが求められています。あなたの経験を活かして一緒に中国のコーチング業界を開拓しませんか？