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タイの物価、家探しのコツ
海外での生活事情 2014-05-27
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今回お話をうかがったのは、タイのバンコクで人材紹介会社にお勤めの27歳、三井さん(女性)。今回が3回目の滞在だということで、2014年の5月にタイに来て日系の不動産屋を頼らずに、友人の紹介と下見で決めたという強者です。
お部屋データ
■家賃 12,000THB/月(管理費など全て込み) 約36,000円
※参考までに1バーツは日本円3.12円(2014年7月現在)
※バーツに×3をすると円と覚えておくと便利です。
■初期費用 36,000 THB(家賃1カ月+保証金家賃2ヶ月分)
■光熱費 電気代は800バーツ/月、水道は50バーツ/月くらい
■間取り コンドミニアムタイプで22平米、ワンルーム、バスルーム(トイレ別)
■最寄駅 BTSオンヌット駅より徒歩2分
新築ということもあって外観も綺麗。日本の団地みたいですね。
Q.現在のお仕事について教えてください。
A.人材紹介会社でタイ人候補者を対象としたコンサルタントチームのマネジメント、ならびに日本人候補者へのコンサルタント業務・日本人案件の営業を担当しています。
Q.どうやって部屋探しをしましたか?
A.エージェントを使用すると紹介料を取られるので、タイ人の友人の紹介と住みたい場所を絞って飛び込みで探しました。今回は3件ほど物件を見まして、とても気に入ったお部屋があったのですぐに決めちゃいました。本来であれば仲介会社さんなどにお願いするのは一般的ですね。それかタイ人に一緒に付いてきてもらいサポートしてもらう人が多いようです。
Q.タイのアパートは、どんなものが多いのですか?
A.私を含め現地採用で働く方々が住む部屋はスタジオタイプと言われるワンルームが多いです。私のアパートは駅から近いこともあり、少し小さめの部屋ですね。またタイは基本的に屋台や外のお店で御飯を食べることが多いからでしょうか、キッチンがあるところは多くありません。私は少し料理をしたいと思ったので、部屋の中にキッチンがあるタイプにこだわりました。これは結構珍しいかもしれないですね。
また、初めてタイで部屋探しをした時にビックリしたのは、玄関から入ったらすぐベッドまたはソファというような配置が多かったことです。家具などについては、ベッド、ソファやテーブルがついているのがほとんどです。それにテレビなどの主な電化製品はついていることも多いですね。私の家もほとんどの家電がついており、唯一オーブンだけはなかったので、新たに買おうと思っています。
一般的なスタジオタイプですとソファとベッドを置くとちょうどいい感じになります。一人暮らしには合ってます
Q.今の部屋を選んだ決め手は?
A.新築で、まだ誰もつかっていない部屋であること、駅から近いこと、キッチンがついていることですね。最寄駅のオンヌット駅までは徒歩2分で、会社までは30分ぐらいです。 コンドミニアムであれば、一般的にセキュリティーはかなりしっかりしています。一階の入り口もキーカードで入りますし、エレベーターもカードがないと階が押せませんので、1万バーツくらいのお部屋でもかなり安心です。
ただし、安い部屋はネットの写真と実際の部屋の状態が全然違うことがあったので要注意です。これはどの国でもあることですが、ネットでの部屋はとてもきれいな写真を載せて、実はベッドも家電もボロボロということもありますので、必ず自分自身で部屋を見て決めたほうがいいと思いますね。あとはバンコクは野良犬が結構多いのでそこも少し気にしたほうがいいかもしれません。私の友人で野良犬が多くて引越をしたという方もいらっしゃいました。
室内にキッチンがある物件は意外と少ないのです。簡単な料理なこれで十分。
Q.日本人にとっては重視したい水まわり。今の部屋はどうですか?
湯船はなくシャワーのみですが、お湯はすぐに出ますし水圧も問題ありません。トイレもかなりきれいです。海外というと水回りが不満になるケースが多いですが、その点、私の部屋を含めて、こちらの日本人の方が住んでいるようなお部屋ではあまり問題にならないと思います。
Q.住んでいるエリアについて教えてください。
A.タイで日本人が多く住んでいるのはスクンビットといわれる場所ですが、私はローカルな雰囲気が好きなので、オフィス街からも離れたオンヌットという場所を選びました。オンヌットはバンコクの中心地ではないですが、屋台やスーパーも多く生活するには便利な場所です。また、サイアム駅という大きな駅までに一本で行けますし、不便さを感じたことはないです。むしろ日本人が多く住んでいるところよりもタイの雰囲気を味わえるいい場所です。
Q.実際にタイに住んで働いてみて、楽しいことや苦労していることについて教えてください。
A タイは文化の色が豊かです。いろんな意味で個人の表現、カルチャーが自由、多岐に渡る点が非常におもしろいですね。人と違っていようがそれを表現し、それを受け入れる社会です。暖かい気候もそうですが、どこかゆったりと自由に暮らせる雰囲気がとても好きです。
タイ人スタッフとは、まじめに仕事をする・楽しく仕事をするメリハリをつけることに苦労しますが、みんなの楽観的な考え方のおかげで職場は明るいですね。大学で勉強したタイ語と、英語と両方を使って働けることも満足しています。逆にタイ語がわかるので苦労することも多いですが…(苦笑)。
休日は日帰りで地方へ旅行に行ったりします。タイで就職してみて、仕事とプライベートの生活の両方が、以前より充実したと思います。
タイの住宅状況についてRGFタイ法人日本人スタッフにお伺いしました。
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- ・第1回目: Life in ASIA タイ編
- ・第2回目: Life in ASIA 上海編
- ・第3回目: Life in ASIA 香港編
- ・第4回目: Life in ASIA インド編