お客様のIT方面の”相談役”として活躍してください。
SI営業(保守・ルートセールス)女性スタッフを募集中!
カモメ編集部です。
中国で働いていると、IT関連のお悩みをよく耳にします。『通信速度が遅い』といったインフラ面のお悩みを筆頭に、社員のPCの私的利用の問題、セキュリティの問題、違法ソフトウェアの問題など、日本にいたころよりも何か問題を抱えている企業が多い気がします。大手企業から数人のスモールオフィスまで、どこの日系企業でも、それぞれの規模に見合った『ITの困った』があるんですね。そこに最適なソリューションを提案するのがオオツカ上海さんのお仕事なんです。
オオツカ上海さんのお客様は中小企業が多いこともあり、専門の知識を必要とされるITまで手が回っていないことも多いとか。そういったお客様に対して、お客様のIT部門の代わりとなって、企業活動をサポートする仕事なんです。
中国市場が注目される中、サービス業などを中心に中小規模の日系企業の進出も増加傾向にあり、お客様からの引き合いも増えているそうです。また新たな拠点を増やす計画もあるそうです。
今回は、そんな勢いのあるオオツカ上海さんで、保守営業チームを拡充する計画が進んでおり、女性スタッフを募集されています。保守営業チームのリーダーとなる大西さん、日本に転籍された豊島さんのお話に加え、求める人材像について、岩宮総経理にお話をお伺いしました。女性が活躍できる職場です!
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■ 欧智卡信息系統商貿(上海)有限公司(オオツカ上海)について
欧智卡信息系統商貿(上海)有限公司(オオツカ上海)は、東証1部上場企業の株式会社大塚商会の100% 出資子会社。上海に2拠点の他、蘇州、大連で事業展開しています。主な事業内容は、中国に進出する日系企業に対して、日本語・中国語・英語によるコンピューターハードウエアとその周辺機器、通信・事務機器、ソフトウエア及びこれらの関連製品の卸売、輸出入、コミッション代理(競売を除く)、技術指導、コンサルティング、アフターサービスの提供、その他関連付帯業務の提供です。2003年から中国本土の日系企業様へサポート事業を開始し、現在、お客様は約1200社にのぼります。
【INDEX】
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スタッフインタビュー
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日本本社推薦制度
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トップインタビュー
大事なことはお客様ときちんとした人間関係を作ること。
それができればITの知識は勉強次第でなんとかなります。
現在は、PCやサーバー、社内LANなど設備を中心とした保守契約をオオツカ上海と結ぶ企業を対象に営業活動をしている大西尚恵さん。保守契約顧客の増加とともに、来年保守営業チームを準備中。そこで、チームリーダーとなる大西さんにオオツカ上海のお仕事の話を中心にお話をお伺いしました。
きっかけは前職でのプロジェクト。そして上海へ

大西さんが上海で働くきっかけとなったのは、前職での上海進出プロジェクト。そのプロジェクト時代に上海で一時生活されていたそうです。『中国には大学時代に旅行したことがあったのですが、そのプロジェクトで上海に来た時、都会だなあというのが第一印象。すこしびっくりしました』。 上海進出を無事に成功させ、プロジェクト終了後、日本に帰任。人事としての道を歩み始めたはずだった。着実に、会社でステップアップしていたのに、中国で生活してみたいという思いが断ち切れず退社し、中国に。
「ITはわからないことだらけだけど、ここで働いてみたい」

一年の留学を経て、オオツカ上海へ。上海での就職活動時に何社か内定をもらったと言う。なぜオオツカ上海へ?『面接の時、岩宮総経理と営業部のマネージャーにすごく気をつかってもらって。「サーバーって知ってる?」って質問されたんです。「黒い箱ですよね」なんて今思えばかなり恥ずかしい答えだったんですが、笑いながら「まあ、間違いじゃないね」って対応してもらったのがすごく印象が良くて。ITはわからないことだらけなんですが、ここに入りたいと思いました。』
お客様に代わって、社内のスペシャリストに解決策を相談するのが仕事です

ITに実は詳しくない大西さんが、うまく結果を出している秘訣はなんだろうか。『保守スタッフに求められることとして、ITの面では不十分でも、まずお客さまと関係をきちんとつくること、覚えてもらうことが大切だと思います。そういうところから信頼を得て、相談されるようになります。ITの知識はもちろん勉強が必要ですが、やはり難しいことも多いんです。そういう時に、社内に頼れるエンジニアもいるわけですから、お客様の代わりに社内のスペシャリストに相談する、そんなつもりの姿勢がいいのかもしれませんね』
大西さんに平日と休日の過ごし方を教えてもらいました。
●平日のケース
大西さんのお住まいは、地下鉄2号線沿いの1LDK。駅に近いそうで、とっても便利な場所にあるとのこと。会社まではバスで通勤。徒歩も合わせると通勤時間は約30分。
日中は午前中、午後とそれぞれ1件程度のアポイントがあり外出することが多いそう。お昼はお弁当持参。
「会社の周りの店はさすがに食べ飽きました」。忙しい時には残業もあるそうですが、だいたいの日は定時で退社。「同年代の方はご結婚されている方が多く、会社の帰りに一緒にご飯ということは多くないので、ちょっぴり残念」とのことですが、新しいスタッフの方が増えるとまた変わってくるかもしれませんね。

左)お昼は同僚と一緒に、家でつくってきたお弁当を食べることが多いそう。右)オオツカ上海の社内は女性社員が多いことに気づきます。
●休日のケース
大西さんは休日も、遅くても9時には起床。その後は午前中から上海の日本人ラグビーチームにマネージャーとして参加することが多いそうです。「ラグビーには全く興味がなかったんですけど、たまたま友人に誘われたんです」。中国ではラグビーの競技人口が少ないだけに、対戦チームも北京や華南の日本人チームや欧米人チームになるそうです。
お休みはそのほか、古北や徐家汇でショッピングや留学時代の友人と食事にいったり過ごすことが多いそうです。おすすめスポットをお伺いしました。どこでも騒々しい上海では珍しく静かでゆっくりできる上海美術館がおススメだそうです。

左)大西さんが参加している上海のラグビーチーム。右)年に一回全社で社員旅行に(写真は厦門・コロンス島)

オオツカ上海を経て、日本本社である大塚商会の正社員として働かれている、豊島めぐみさんにお話をおうかがいしました。
結婚後、大塚商会の日本本社で働くことに。
日本に戻った今でも中国での経験はとても良い思い出です。

豊嶋さんは現在、日本の大塚商会のマーケティング本部に勤務していますが、2007年8月まではオオツカ上海に勤務していました。上海に来るまでの豊嶋さんは、名古屋市内の大学を卒業し、CAD/CAMメーカーで営業アシスタント・インストラクターとして4年間勤務の後、総合商社の航空機部門で営業事務をしていました。
学生時代から、中国の歴史小説が好きで『史記』、『三国志』、『孫子の兵法』などを読んでいた今流行の歴女(れきじょ)。それが、いつしか中国語の原文を読んでみたいと思うようになり、中国語を勉強し、上海に3ヶ月間の語学留学をしたのが、中国への渡航のきっかけとなったそうです。
その上海での留学中に、CAD/CAMメーカー勤務時代の伝手で、オオツカ上海の方と知り合うことに。ちょうど日本人営業スタッフを探しているという話があり、3ヶ月の語学留学後、そのまま上海で働くことになりました。『勉強した中国語をもっと仕事や生活に使いたい』と思ったのだそうです。
豊嶋さんによると
『入社した当時のオオツカ上海は、まだ小さく15人くらいの会社でした。私は、営業スタッフとして、上海のほか近郊の蘇州・杭州などの企業を訪問させて頂くことも多かったのですが、当時は新幹線も走っていませんでしたので、移動も大変でした。』
帰りの列車では、荷物をたくさん持った行商さんなどに押されながら、なんとか帰ってくる日々もありました。
『ある日、営業先の企業と受注を交わす当日に、大雨が降ったのですが、 その会社に行くのにどうしても通らないといけないトンネル内の道が冠水してしまい、車を降りて、川のようになったトンネルを膝まで水に浸かりながら渡り、気合いでお客様のところにたどり着いたこともあります。』
そんな豊嶋さんは、上海渡航前から交際していた現在の旦那様と遠距離恋愛を経て結婚することになり、2007年8月結婚のため退職し、日本に帰国することに。しかし、そのとき、岩宮総経理と本社側の取り計らいで大塚商会の日本本社で働くことになったそう。いわば、オオツカ上海での日本勤務推薦制度ができるきっかけともいえますね。
最後に、豊嶋さんにとって中国での経験は、どのようなものでしたか?とお聞きすると 『”日本の常識は、世界の常識ではない”とよく言われますが、中国では良いことも悪いことも、日本国内では経験が出来ないことが毎日起こり、刺激的で貴重な体験となりました。また、中国人とのコミュニケーションの中で、一度信頼関係が出来ると非常に絆が深くなること、意見や考えをぶつけ衝突しながらも、お互いを尊重しまっすぐ向き合うことが大切だと感じました。日本に戻った今でもとても良い思い出であるとともに、現在の人間関係づくりにも役立っています。』
営業職、IT業界経験を活かして
一緒に中国マーケットにチャレンジしませんか?

「大塚商会といえば、“アグレッシブな営業が基本”という印象をお持ちの方も多いのではないかと思います。オオツカ上海ではアグレッシブさを基本としながらも、とてもチームワークも大切にしている社風があります。私達は中国の習慣にあわせて、個性を重視しながら中国人も日本人も一緒にチームワークを引き出すことに成功しました。」と岩宮総経理。
この言葉は求人募集のためにだけ言った言葉でもなさそうです。オフィスに足を踏み入れると、アグレッシブな空気と気さくな雰囲気が感じられました。
例えば、スタッフにインタビューをしてみると、中国人社員からも、「仕事は厳しいけど、今のメンバーとチームワークで達成していくのが楽しい」というコメントが。チームワークを重点に厳しさの中にやりがいを見つけて、長く働くスタッフも少なくないそう。
岩宮総経理によると、「試行錯誤した結果、“中国では厳しいルールだけで拘束して、社員のモチベーションを下げてしまうより、個々の生活状況や希望を聞きながら、柔軟にマネージメントする体制がベター”という結論に落ち着きました。」
中国では、スキルアップや収入アップのために、短期間で転職を繰り返すことが一般的です。特にオオツカ上海では、メーカー企業や外資系企業からの引き抜きオファーが多いそうです。それにもかかわらず、「今のチームで働きたい」と、長期で働く社員が少なくないそう。
そして、このスタイルは、いつのまにか中国人スタッフとの強い信頼関係を作る結果に。
大塚商会は台湾にも進出していますが、2008年上場をはたし、台湾法人は台湾法人として、独自の企業文化を形成、成長拡大を目指しています。中国各拠点の大塚商会も、ゆくゆくは「自分たちのチーム」から「自分たちの会社」へと成長していくことを願っているそうです。
日本本社勤務推薦制度 と オオツカ上海の人材採用の方針を
岩宮総経理にお聞きしました
Q1 日本本社勤務推薦制度とは何でしょうか?
オオツカ上海で3年以上勤務かつ実績を残された方が日本に帰国される際、同社の日本本社である大塚商会の正社員に推薦する制度です。
自分の意思で上海に来て働いている方は、相当な覚悟を持って来ているはずです。その上でなお、その方が“帰りたい、辞めたい”と言った時には私は止めません。
しかし、せっかく中国で、オオツカ上海で、頑張ったことが、帰国後、何かのプラスになってほしいという思いがありました。そんなわけで、オオツカ上海で3年間勤務された方が帰国される際には、日本勤務推薦をさせて頂くことにしました。
実際、この制度で、日本勤務を開始している方もいます。
Q2 マイクロソフト ソフトウェア研修とは
今まで、営業経験やIT業界経験がある方でも、弊社のメインソリューションの1つである、マイクロソフト製品の知識がそれほど詳しくない方も多いと思います。そこで、弊社では、1ヶ月間は研修期間を設け、知識を身につけて頂いておりますので、マイクロソフト ソフトウェアの営業未経験の方にもご応募頂けましたらと思います。
Q3 オオツカ上海の事業計画と採用方針を教えて下さい
今後は中国国内南北進出を計画しており、まずは北京・広州への出店を予定しています。
また、顧客満足を重視し、今年サポートデスクを開設しました。
そして、他社にはない顧客満足を追求しながら、まずは中国に進出する日系企業各社さまへのサポート地域の拡大を目指します。そのため、幹部の育成が現在の大きな課題で、今回は、幹部候補の募集もしています。
また、基本的には「現在この会社にいない人材」を積極的に採用していきたいと思っています。しかし、外せないのは
「自分に対して積極的な方」です。
ご自身が、「何かにチャレンジしたい!」と強い希望を持っている、そんな方のご応募をお待ちしています。
写真左:昨年、社員旅行で海南島に行ったときの集合写真
写真右:オオツカ上海の浦東オフィスが入居するのが写真右のビル、HSBCタワー
■ 岩宮 宏 氏
欧智卡信息系統商貿(上海)有限公司 董事兼総経理
1988年株式会社大塚商会入社。
本社営業部などを経て05年欧智卡貿易(上海)有限公司総経理。
06年より現職。獨協大学経済学部卒。
会社について、待遇についてご質問受け付けています。
以下のフォームからお問い合わせください。
募集ポジション |
SI営業(ルートセールス ※女性)
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雇用形態 |
正社員
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仕事の内容 |
ITに関するソリューション提案販売。また、既存顧客企業に対して、定期的コミュニケーションをしてCS満足度向上を目指して頂きます。
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応募資格 |
・営業職経験もしくはIT業界経験が3年以上ある方歓迎
・中国語会話レベル
歓迎するネイティブ言語 = 日本語 求人の注目情報 = 本社上場企業 勤務開始日 = 随時
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勤務地 |
上海
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