2013/06/07 : 北の国境・丹東マラソン記
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■2013/06/07
北の国境・丹東マラソン記
深センの尾崎です。
5月くらいから30度を越える日々が続く深センですが。。。。
このたび、遼寧省丹東市でのマラソンに参加してきました!
日本では近年競争率が高く、
マラソン大会へのエントリーが難しいとの嘆きがよくきこえてきますが。。。
中国は2週間前くらいまで申込み可能!
申し込み期間に間に合えば、エントリーできないことはまずありません!!
さらにさらに。
丹東市は鴨緑江という河を隔てて向こう側は北朝鮮という、なかなかレア度が高い立地。
まずは1日半かけて移動。
華南地方にある深セン・宝安空港から無錫空港を経由して、大連・周水子空港へ。
写真:宝安空港
写真:無錫空港で乗り継ぎ
写真:1泊目の大連ホテル
所要時間6時間。。。中国の広さを感じるフライト!!
さらに2日目、チャーターしたマイクロバスで大連を出発し、高速を北東へ300キロ進みます。
ようやく到着した丹東市内、どんな片田舎かと思ったら、、、
こんな感じ。
写真:結構都会!
写真:丹東マラソンゴール
カルフールもケンタッキーもありました。
また、国境の街という地理を反映してか、
朝鮮料理屋さんやハングル文字が多く目につきます。
朝鮮料理屋さんでは、麺が黒い冷麺!!本場の味~~
写真:黒い冷麺
前夜祭と称して、高級海鮮料理で舌鼓♪
普段深センで食べるのとはまた違った素材と味付け。
余談ですが、海鮮料理のお店ではイケスがいっぱいあり、
素材と調理方法を指定して注文するのです。
カニ、アワビ、でっかいアサリなどなど、おなかいっぱいで大満足!
高級レストラン
いやいや、本番は翌日。
ちょっとめんどくさい気もしなくもないですが、
マラソン後のおいしいビールに期待して、42.195キロがんばりました!
鴨緑江沿いのワンウェイコース、向こう岸の北朝鮮を望みながら、
丹東の新興開発地を走ります。
写真:河の向こうは北朝鮮
日本語が書いてあるTシャツをきていたので、沿道の人からたびたび
「ガンバッテー」「コンニチハー」と声をかけられる。
どうやら、このへんの学校では日本語を教えるクラスもあるんだとか。
前半はまだ元気で、ハイタッチや声掛けに応答していたのですが。。。後半に撃沈。
快晴の天気の中、日陰がいっさいないという灼熱地獄。
補給の水とスポーツドリンクは十分に供給されていましたが、
練習不足も重なって走れなくなり。。。
ぎりぎり5時間を切るタイムでなんとかゴール。
写真:完走証
練習は嘘をつかないっていうのは本当ですね。
これからの季節、深センはさらに暑くなりますが、
トレーニングはがんばって続けたいと思います!