SYKES上海のコールセンターに潜入!
■2019/8/1
SYKES上海のコールセンターに潜入!
こんにちは、カモメのHoriです。
突然ですが、「コールセンターのオペレーター」と聞くと、みなさんはどのような職場のイメージを持ちますか?
無機質なデスクとパソコンだけのオフィスに、
隣の人とぎゅうぎゅうに並んで座って
机にかじりつきっぱなし…
オペレーターとして働いたことのない私は正直そんなイメージを持っていました。
「コールセンターってどんな仕事環境なんだろう?」
その実態を探るべく、SYKES (Shanghai) Co., Ltdさんのオフィスにお邪魔してきました。SYKESさんは、上海を拠点とし、アメリカや中国系企業のアジア顧客向けコンタクトセンターを展開する、BPO業界を代表する企業です。
今回は特別にオフィスを案内いただけるとのことで、その様子をお届けします!
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SYKESさんのオフィスは、上海の中心部から地下鉄1本の汶水路という駅の近くにあります。駅からオフィスまでは徒歩10~15分とのことでしたが、上海ではシェア自転車という手段があるので、それを利用しスムーズに出社する人が多いそうです!専用バスを利用することもできます♪
建物が見えてきました。思ったより大きいです。
周りに緑がたくさんあるのが印象的です。
手前の木はよく見ると「赛科斯祈愿木(サイクス記念木)」と書いてありますね。
一階には受付があります。受付ロビー全体に赤色が使われていて、中国らしい感じ。
現在オフィスの大規模リニューアルを行っていて、カンパニーカラーが赤色から水色に変わったことに合わせ、このロビーも近日中に水色基調に変わる予定だそうです。
この建物は全部で5階建てで、1棟まるごとサイクスさんのオフィスとなっています。
ここで1,000人もの社員の方が働いているというお話を聞き、ぎゅうぎゅうに机を並べた職場が見られるのかな~などと想像しながら、早速案内いただきました。
いきなりおしゃれな空間が現れました。休憩スペースだそうです。
企業から贈られたというオリジナルの椅子を発見。
オフィスに併設されているとは思えない、まるでお店のような休憩スペースに、ついテンションが上がってしまいましたが、
この扉の向こうがいよいよ執務スペースです。
ちなみにすぐ真横に個人ロッカーがあり、必要最低限の荷物で仕事場に入ることができるそうです。
それではいざ、ドアをオープン!!
広―――い!
部屋の奥が見えません。
たくさんの席がありますが、意外にも一人一人の席は広く、パーテーションで区切られているので落ち着いて仕事ができそうです。
カモメのオフィスで、ひじを曲げると隣に当たる狭さを体験していることもあるので感動です…!
壁には、ここで働く社員がそれぞれの母国の衣装で写っています。
日本も発見しました。
その他にもアメリカ、ロシア、タイなどの写真も並び、まさにグローバルな社内環境です。
この広さの執務スペースが、2~5階の4フロア分あります。
別のフロアはこんな感じでした。
オープンスペースでなく、個室で行う必要があるプロジェクト専用のフロアだそうです。
果てしなく長い廊下に沿って、たくさんの個室が並んでいました。
そして執務スペース以外の施設もとっても充実していて、
壁のデザインがかわいい各フロアの軽食スペース。
軽食は自販機でも買えます。
多目的スペース。
ここで社内イベントを行うこともあるそうです。
奥のフィットネス器具を使って仕事の合間に運動もできますね。
個人的に一番羨ましかった部屋がこちら、半個室の休憩ルーム。
ここで仮眠をとる社員の方も多いのだとか。
ここでは、社員向けの日本語教室が開かれていました!
講師も生徒も社員同士です。ビジネスでも趣味でも日本語を学びたいという社員であれば誰でも参加OKだそうです。もちろん他の言語の教室も同様、社員の方の有志で実施されていると伺い、素晴らしい取り組みだなと思いました。
SYKESさんのオフィスを見学させていただき、感じたことは2つ。
まず、社員の方への思いやりです。
いろんな部屋や設備を見ながら、社員にとって少しでも働きやすい環境にしたいというSYKESさんの思いをひしひしと感じました。
執務スペースに貼ってあった、成績優秀者の張り出し。
全社をあげて評価をしてくれる風土があるので、働くモチベーションも上がりそうです。
もう一つは、クライアント企業さんへの愛です。
※グレー部分に社名ロゴが取り付けられています。
クライアント企業のロゴを会社の壁に取り付けていたり、製品一覧を飾っていたり、
クライアント企業の一員として働くという強い意識と、企業へのリスペクトを感じました。
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今回のオフィス見学を通し、コールセンターという職場のイメージががらりと変わりました。社員の方もずっと机にかじりついているわけでもなく、自由な服装で、休憩スペースで談笑していたりとリラックスした雰囲気で働かれていました。
本来、外部の者がコールセンターの執務スペースに入ることはとても難しいはずなのですが、コールセンターのお仕事をイメージする材料になれば、と快く機会をつくっていただいたSYKESさんには感謝です。
そんなSYKESさんでは、現在下記のポジションで人材募集をしています!
https://kamome.cn/job_search/94615/
今後ますますプロジェクトが増える予定のSYKESさん。
こんな素敵なオフィス環境で働きたい方は、ぜひご応募してみてはいかがでしょうか。