上海で初詣
→カモメ編集部通信 最新記事へ
■2018/01/09
上海で初詣
みなさん、新年快乐!カモメ編集室のTです!
2017年もカモメ通信をお読みいただきありがとうございます!
2018年もアジアの情報を少しずつお伝えしていきますのでよろしくお願い致します!
さて、新年一発目は上海のお寺に初詣に行ってきました。
私は今年も年末年始は日本に一時帰国したのですが、初詣は上海で行くことにしました。
中国では春節(旧正月)がいわゆる正月にあたるのですが、そこはあまり気にせず新暦にならってお参りです。
行って来たのは上海でも有名な『静安寺』です!
静安寺は3世紀に建立された非常に歴史ある仏教寺です。
1972年に火災で焼失されてしまった為、現在あるのは再建された新しいものですが、
近代的な高層ビルやショッピング モールに囲まれながらも、上海の市街地の喧騒を忘れてて穏やかな時間が過ごせる憩いの場所として人気のスポットです。
地下鉄のターミナル駅からすぐということもあり、お寺の周りには高層ビルや
ショッピングモールなどがある繁華街となっています。
あいにくの雨でしたが地元の人、観光客等多くの人が参拝に来ていました。
入口には『諸悪莫作・衆善奉行』と悪しきことをせず、良い行いをしなさいという仏教の教えが。特に仏教徒というわけではないですが、新年早々身が引き締まります!
チケット(50元)を購入し中に入ります。ちなみに電子マネーが普及している上海でも
チケットは現金しか使用できませんでした。私の前に並んでいた中国人の2人組は現金を持っていなかったので、私のアプリに電子マネーを送ってもらい現金を渡しました。
こんなやり取りも中国では結構よくあります。今現金を持ち歩いている人は本当に少ないです。
中に入るとお線香売り場がありました。ここで線香を買います。
チケット売り場では使えなかった電子マネーがここでは使えました(笑)
QRコードをスキャンすると支払えます。一束5元です。
買った線香に火をつけ、お祈りします。4方向に寺院があるので順番に祈っていきます。
今年も仕事がうまくいきますようにとお祈りました!
祈り終わった線香は所定の場所に置きます。広く福が蒔かれますように!
境内の中心には香炉の塔が立っており、何やらみんな小銭を投げていました。
聞くところによると、小銭を投げて1回で塔の中に入ると良いことが起こるとされているようです。
私も2つのコインを投げ入れましが、2回とも1回で入りました!
新年早々良いことがありそうな予感です!
線香でのお祈り後に本堂の中に入ったのですが、本堂内は写真撮影は禁止ということで、
参拝だけしてきました。
宝殿に祭られている純ヒスイで作られた釈迦尼仏像は、中国本土最大の大きさを誇っているそうです。
芳名帳もあったので賽銭をあげて記帳してきました。
参拝の後はお腹が空いたので、近くにある中国本場の拉麺(ラーメン)を食べてきました。
中国でいうラーメンとは小麦粉を練ったものを手で伸ばした麺のことを言うそうです。
それ以外のものはラーメンとは言わないとのこと。
店員さんが店頭で作っていましたが、みるみるうちに伸びて細くなっていきます。
さすがにスゴイ早業でした!
これをその場で煮て、スープに入れれば完成です!
牛肉と香草が入ったシンプルな拉麺ですが、出来立ての麺は柔らかく非常に美味しかったです!これで10元なので本当にリーズナブル!
春節前の中国ということもあり、そんなに正月の雰囲気ではないのですが、
上海での年始もゆっくり過ごすことができました。
あと1ヵ月程度で春節休暇に入るのでそれまで頑張っていきたいと思います!
今年1年またよろしくお願い致します!