■2016/8/2

バンコク交通事情


こんにちは、カモメ編集室東南アジア担当です。
今回はタイに出張中ですので、バンコクの交通事情についてお伝えします。
私が出張中よく使う乗り物ばかりです。

まず、BTS（スカイトレイン）。日本ではモノレールと言われている道路の上を走る電車です。写真をご覧のとおりまだまだ路線網は多くはありませんが、通退勤の時間帯は日本の満員電車並みに混み合います。写真下の自動改札か駅員のいるカウンターで切符を買います。
自動改札はまだ高価しか使えず、お札しか持っていない人はカウンターで両替する必要があります。



切符はこれ。これを自動改札に入れて入場します。また日本の交通カードにあたる
『ラビットカード』も便利です。チャージして使えるのでこちらで生活している人は皆さん持っています。飲食店などでも使えます。



続いて、地下鉄（MRT）です。こちらはBTSで補えない路線をカバーするように走っています。




まだまだ発展途上のバンコク。地下鉄の路線網も大きくありません。



切符はこちら。
おもちゃのコインのようですが、これを改札に入るときはかざし、出るときは専用のポケットにいれます。



BTSもMRTも日本と違い時刻表はありません。
始発と終電は決まっていますが、それ以外は待っていればそのうち来るという感じです。

このように鉄道網がまだ脆弱なので、他の東南アジア諸国と同じくバンコクも車社会。車が庶民の生活の足となっています。自家用車も普及していますが多くの庶民にとってはまだまだ高いものなので他の移動手段がもっぱら使われています。



公共タクシー（某日系大手自動車メーカーが車両を提供）
初乗りは35バーツ（約100円）

こちらはバイクタクシー（通称バイタク）。
渋滞が激しく、小道が多いバンコクでなくてはならない庶民の足です。
料金は距離によって違って大体ドライバーとの交渉ですが、20バーツ～（約60円）。
結構スピードを出すドライバーも多いのでちょっと危険です。。
ヘルメットは基本ドライバーしか付けていません。



これは観光客に人気の乗り合い３輪自動車『トゥクトゥク』。
主に観光客が使うので観光地やホテル間を行き来するものです。料金は交渉性。



最後は乗り合いバス。これは私も乗ったことがないのですが、バンコクの主要道路を走っています。これはエアコンなしのバスで料金も10バーツ以下（約30円以下）で乗車できます。ほかにもエアコンありバスがありそちらは少し料金が高め。
観光客はほとんど乗らず現地の方が主に使う乗り物です。



以上、バンコクの主要な乗り物でした。
ちなみにバンコクでは公共の乗り物にも領収書がなくビジネスマンにとっては悩みのタネ。。毎回かかった交通費をメモしておかなければならず面倒です。
早く領収書が発行されるようになることを祈っています。

皆さんもバンコクに来た際にはここで紹介した乗り物を是非利用してみてください。

2016/8/2