プラタナス並木
→カモメ編集部通信 最新記事へ
■2015/5/05
プラタナス並木
散歩の季節です。
上海は散歩が楽しい街です。いつの間にか店ができたり、つぶれたりと街の新陳代謝が激しいので同じ場所を繰り返し散歩していても見飽きない街です。
特にプラタナス並木の新緑が美しい5月は旧フランス租界の散歩がおすすめ。
上の写真は衡山路からすこし北へ向かった場所。
このあたりはプラタナス並木が緑のトンネルになっています。
このあたり上海の中心部に位置していますが交通が少なく、人もまばら。
本当に静かでのんびりしています。生活している人は少なくないはずなんですけどね。
旧フランス租界での人気スポットといえば武康路。
昔は人通りもすくなくてさほど気になる通りという感じでもなかったのですが近頃はちょっとした人気スポットになってるようでわざわざここまで来ている人が多いようです。
ちょっと不動産屋をのぞいてみるとここら辺の老房子は2億~くらいが相場なんですね
ちなみにこの通りは巴金の家があります。
名前だけしっていましたが、かなり昔の人というイメージが強く、2005年までご存命だったとは知りませんでした。こちら無料で入館?できます。上海の旧租界あたりの家に言えることなんですが、通りから一歩入ると結構ひろびろとした庭付きの家が多く、家の中から見た上海は外の世界とはまた違った雰囲気がありますね。
武康庭はむかしから外国人が集まるスポットとして
人気がありましたが、通りに面したところにも雰囲気のいいカフェも多くなりました。
以前は上海のカフェに入ると定番の小野リサの音楽がかかっていることが
多かったように思いますが最近はどうなんでしょうかね?
とても慌ただしい街なんで、ダウナーな感じでリラックスできる
小野リサが受けるのは、住み始めてからなんとなくわかります。
さて、武康路を南に歩くと、淮海中路入り口にどーんとそびえる武康大楼が見えてきます。
昔、上海タイフーンというドラマで登場人物の一人がここに住んでいるという設定でした。
写真でみると背の高いビルが多い上海において、ちっぽけな感じがしますが、近くでみると結構つくりがしっかりしていて迫力のある建物です。
普段は、家と会社の往復であまりこちら方面までこないですが
改めていつも歩かない場所を歩いてみると新鮮ですね。